2026年09月11日
NextageAmuru合同会社で積む在宅看護の実践知
NextageAmuru合同会社で積む在宅看護の実践知
2026年8月1日、私たちは開所から1年を迎えました。第一目標だった「地域に1年存続する」を達成できたのは、うるま市で孤立する住民をゼロにしたいという思いを、日々の訪問看護に落とし込んできたからです。医療ケアだけでなく、交流、見守り、制度情報の発信まで担う現場には、在宅看護の専門性を深めたい方が学べる土台があります。
目次
- 孤立ゼロを看護の判断軸にする
- 年中無休の体制で磨く緊急対応
- 島しょ部を含む訪問で広がる視野
- 制度情報の発信が支える地域支援
- これからの在宅看護に向けて
1. 孤立ゼロを看護の判断軸にする
NextageAmuru合同会社の訪問看護は、病状だけを見る仕事ではありません。私たちは「うるま市から孤立した住民をゼロにすること」を大切にしています。
たとえば、服薬状況やバイタルの確認に加えて、家族の負担、近所とのつながり、外出機会の減少にも目を向けます。小さな変化に気づく力は、在宅の現場でこそ育ちます。看護師として、医療と暮らしの境目を見られるようになるのは大きな経験ですね。
2. 年中無休の体制で磨く緊急対応
私たちは年末年始も休まず営業し、24時間365日の駆け付け対応を行っています。営業時間は午前8時30分から12時、午後13時から17時30分までですが、在宅療養では時間外の不安も起こります。
だからこそ、現場では「今すぐ訪問が必要か」「主治医や関係機関につなぐべきか」を落ち着いて判断する力が求められます。最初から一人で抱える必要はありません。判断の根拠を共有しながら、実践の中で対応力を高めていきます。
3. 島しょ部を含む訪問で広がる視野
対応エリアは、うるま市と沖縄市です。うるま市には伊計島、宮城島、浜比嘉島、平安座島も含まれます。移動距離や生活環境が異なる地域を訪問するため、画一的な支援では届かない場面があります。
道路事情、家族の支援体制、通院のしやすさなどを考えながら看護を組み立てることが必要です。地域ごとの暮らしを知るほど、利用者さんに合った関わり方が見えてきます。
4. 制度情報の発信が支える地域支援
2026年7月1日には、オムツ助成制度に関する情報を発信しました。制度を知らないまま負担を抱えている方は少なくありません。
訪問看護師が制度そのものを決めるわけではありませんが、必要な窓口へつなぐきっかけは作れます。私たちは医療ケア、交流、見守り、制度情報の発信を一体で考えています。電話勧誘をお断りし、再勧誘禁止を明示しているのも、地域の方との信頼を守る姿勢の一つです。
5. これからの在宅看護に向けて
2026年6月19日にはブログ特設ページを公開し、日々の活動や制度情報を届ける場も整えました。訪問看護の専門性は、手技だけで完結しません。孤立を防ぐ視点、緊急時の判断、離島を含む地域理解が重なって深まります。
NextageAmuru合同会社で働くことは、うるまの暮らしに近い場所で看護を学ぶことです。地域に必要とされる看護を、一緒に育てていきたいと考えています。